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『悪党芭蕉』なる本を書いた嵐山光三郎をはじめ、生涯通じて独身だった俳諧マスターに対し「そういう疑惑」を寄せる御仁は結構多いようで。
そりゃまあ、文学的才能あふれる若い衆を周囲にはべらせ、さらに男弟子と二人連れで長い旅に出ちゃうような人には、池袋系オタならずとも腐った期待を抱かずにはいられないのかもしれませんな。
しかし、そいつぁ所詮は推論の上に成り立っている説。
実際のところどうだったのかについては、タイムマシンでも発明されない限り確かめようのない歴史のミステリーなんであります。
ただ。
芭蕉が30歳の手前頃に出した俳句評論『貝おほい』に、以下のような一文が収められているというのも事実でして。
いわく……
我も昔は衆道好きのひが耳にや
(注:「ひが耳」とは「ひがみ=僻み」の意)
芭蕉の生きた17世紀の日本では、一部に「男が(性的な意味で)男に惚れる」ことを美徳とする気風が蔓延していました。
また、10代の少年が色を売る施設も多く在りました。
よって風流人たる芭蕉が、一時の興味関心あるいは気の迷いからショタ趣味に走っていた可能性は十分に考えられます。
「あはれ」の美学を追求する若き日の俳聖が、ひと時の浪漫を求めて陰間茶屋の門をくぐる……
そんなワンシーンを勝手に妄想することも、歴史・古典を学ぶ楽しみのひとつです(断言)!
余談。
芭蕉の師である北村季吟は、男同士の恋愛歌ばかりを集めた『岩つつじ』という本を編纂しています。
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